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2011年10月31日

メダカの学校◆ろ過器改造

今回は水槽管理のお話。
この手の記事は多分あとから、同じように悩んだ人が検索して見られるので、
できるだけ詳しく書いてます。興味のある方だけ読んでくださいな。

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相変わらず安定しない水槽です。
phは常に低めで、週2ペースで水換えをしないとすぐ悪化する。
いろいろと調べ回っていると、
市販のろ過器をそのまま使っていると、
ろ過能力はイマイチなままである、という話がちらほら出てきます。

それはどういうことかと言いますと・・

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まず、水槽の水をろ過する、というシステムは2種類ありまして、

1.物理ろ過
2.生物ろ過

の2つです。

1.物理ろ過は、ウールマットと呼ばれる目の細かいスポンジのようなものに
飼育水を通して、ゴミなどの不純物を濾しとる方法。

2.生物ろ過は、バクテリアという微生物を水の中に共存させて、
そのバクテリアに、不純物を分解してもらうという方法。

自然界で行われているのは、もちろん生物ろ過で、
ろ過能力も、生物ろ過が圧倒的に高いです。

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うちで使っているろ過器はこれ↓

01フィルターこんな.jpg

水槽の外側に引っ掛けてつかう「外掛け式フィルター」というものです。
具体的な商品名は、GEXというメーカーの「スリムフィルター」です。

この、外に引っ掛けた部分をろ過槽といいまして、

02フィルターこんな2.jpg

ろ過槽の中に水槽の水を吸い上げ、2枚のウールマットで不純物を濾しとり、
綺麗になった水が、また水槽に戻ります。

これは「物理ろ過」です。

生物ろ過の主役であるバクテリアは、
このウールマットにも、住みつきはするのですが、
ウールマットは定期的に交換しなければならないため、
せっかくバクテリアが住み着いても、それはいずれ捨てなければいけません。
また新しいウールマットに交換してバクテリアが定着するまでの間、
水質は不安定になります。

そこで、このウールマットをなくして、代わりにバクテリアがより住み着きやすい、
「ろ材」というものをいっぱいいっぱい入れ、生物ろ過主体にしようじゃないか。

これが改造の第一目的です。

(ろ材は汚れても交換はせず、同じ飼育水で軽くすすぐだけで良いのです。)

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そしてもうひとつ。ろ過槽の水の流れも重要です。

改造前の水の流れはこんな感じで↓

DSC00964.jpg

ピンクの丸のあたりにある「取水口」から、水槽内の水を吸い上げ、
ろ過槽に水が流れ込みます。

で、ウールマットのところを通り過ぎる時に、
ウールマットでゴミや不純物を濾しとり、

の「吐水口」から、水槽に水が戻ります。

その時、ヘタしたら水色の矢印のように、
入った水はろ過槽の中を回らずに、すぐに出て行ってしまいます。
黄色の部分はあまり水の回らないエリアになります。

バクテリアが住み着くには水流が必要ですので、
たくさん住まわせるには、ろ過槽の隅々までちゃんと水が回るようにしなければいけません。
これが改造の第二目的です。

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ということで、実際の作業。
まずは、水流をコントロールするために、仕切りを作ります。

04ペットボトル.jpg

余ってたペットボトルを切って↑、
取水口と吐水口の間に差し込みます↓

05ペット差し込み1.jpg

06ペット差し込み2.jpg

下に隙間を作って、ここから水が吐水口側に流れるようにしています。

仕切ったろ過槽に、ろ材等を詰めていきます。

07ろ材.jpg

08ろ材2.jpg

左は適当に選んだスポンジ&ウールマット。小さく切ります。
右はメダカ飼育に適しているというフレコミだったので選んだろ材。
1箱に、小さいネット3袋が入っています。
(最終的には1箱では足りず、1箱+2袋使いました)

09スポンジ詰め.jpg

スポンジ&ウールマットは、取水口側に詰めて、引き続き物理ろ過を。

10ろ材詰め.jpg

ろ材は吐水口側に詰めて、生物ろ過を・・・・
と、このネットがあるとあまり入りませんね。
ピンクの部分、元々入っていたウールマットを固定するための溝を取れば入りそうですが、
このためにプラスチックカッターまで買うつもりはないので

11ろ材詰め2.jpg

ネットを切って中身を出してしまいました。
別にこれでもいいみたいです。

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ろ材を1箱全部入れたところ。まだ入りますね〜。
これでひとまず、取水口から入った水が、仕切りの下を通って、
吐水口側を下から上へ向かう流れができました。

しかし・・

これだとまだどうも、黄色い部分は水が回りにくいような気がする↓

13うしろ2.jpg

なので、また仕切りを作って、今度は水平方向に入れてみます。

14ペット仕切り2.jpg

15うしろ3.jpg

ピンクの線のところで仕切られました。

で、ろ材の追加を買ってきて詰め込み詰め込み・・

16詰め終了.jpg

いっぱい!

17うしろ4.jpg

これで完成!満足する流れができました。
見た目は良くないですが・・。

改造を施したのは3週間前のことですが、その後も問題ありません。
phも下がりにくくなりましたし、
10月は、生き物たちを一匹も死なせていません。わぁい。

◆最後に◆
今回いろいろ調べてみた中で、一番説明が解りやすかったのは、このQ&Aでした。
http://oshiete.homes.jp/qa3265010.html
特にNO.1の回答の人の
「もっと、もっと、リング濾過材を詰め込みたい。」
「濾過槽に隙間があるのが許せないのです。(笑)」
というコメントは、なんかわかるような気がしました。

◆おまけ◆
カワニナさん、こんなろ過器になったから、もう入らないかな?と思いましたが・・

カワニナフィルター.jpg

別に構わないみたいです。
posted by まい at 00:07| 大阪 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | 製作・観察(連載) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カワニナさん、ってほんとにキレイ好きなんですね。

キレイな場所探しに貪欲なんネ!

大きくなってるのかなぁ〜?
Posted by アッチー at 2011年10月31日 16:20
>アッチーさん
 ああそうか、そういえばこの部分が一番水がキレイなはずですね!
 大きさはあまり変わってないと・・思いますが・・どうだろう?

 カワニナさんは、見ていて一番楽しいです。
Posted by まい at 2011年10月31日 23:25
ストレーナースポンジはつけていますか??
Posted by しみけん at 2013年07月11日 13:23
>しみけんさん

はい、ストレーナースポンジは付いてます。
Posted by まい at 2013年07月12日 07:52
回答ありがとうございます!!
私も同じようにやってみたのですが、フローしてしまいます!(笑)偶然にも同じマットつかっていましたw
水流は最大にしない方がよろしいでしょうか?
Posted by しみけん at 2013年07月12日 16:17
>しみけんさん

ああ〜、確かに、水流をきつくするとフローしますね。
うちはこれを書いた当時飼っていたのはメダカだったので、水流がよくないということで、水流は最弱レベルでした。

素人が見よう見まねでやった改造なので、原因とか対策とかわからず、参考にならないかも・・すみませんです〜。
Posted by まい at 2013年07月12日 23:45
そうなんですか!!
いろいろ試行錯誤してやっとフローしなくなりました!!

とても参考になりました♪ありがとうございます!
二年前のブログなのにわざわざ返信とても感謝しています!
Posted by しみけん at 2013年07月13日 16:37
>しみけんさん

おお、良くなったようでなによりです!
少しでもお役に立ったのなら嬉しいです♪
Posted by まい at 2013年07月13日 22:29
息子が夜祭で金魚を3匹釣ってきて、なかなか水槽の水がきれいにならなかったのですが、
ろ過のやり方を真似させていただきましたら、驚くほど綺麗になりました!!!
ありがとうございます。
Posted by れん at 2016年09月01日 16:34
>れんさん

わあ、それは、嬉しいコメントありがとうございます!
うちのメダカは残念ながらもういなくなってしまいましたが、その時の試行錯誤が、こうして生かしてもらえると、拙いながらも書いてよかったなあと思います。

金魚さんが長生きしてくれますように!
Posted by まい at 2016年09月03日 23:41
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